日本代表、井手口の劇的ゴールで北朝鮮を撃破!デビュー戦のGK中村が好セーブ連発/E-1選手権

■E-1第1戦 日本 1-0 北朝鮮

日本:井手口(90+4分)
北朝鮮:なし

EAFF E-1 サッカー選手権 2017 決勝大会の男子が9日に味の素スタジアムで行われ、日本代表は第1戦で朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)代表と対戦した。試合は日本が1-0で北朝鮮を下した。日本は12日に第2戦で中国代表と対戦する。

2018 FIFAワールドカップ ロシア大会に出場する日本。本大会開幕まで7カ月に迫った中、2017年の最終戦としてE-1選手権に臨む。東アジアの4カ国で行われる今大会には、日本、韓国、中国、北朝鮮が参加。国際Aマッチ期間ではないため、日本は国内組のみが参加する。これまで出場機会が多くなかった選手たちにとっては、W杯メンバー入りへのラストチャンスとなる大会だ。

日本の先発メンバーは、GK中村航輔、DF室屋成、昌子源、谷口彰悟、車屋紳太郎、MF今野泰幸、井手口陽介、小林悠、髙萩洋次郎、倉田秋、FW金崎夢生の11名となった。中村、室屋にとっては日本代表デビューとなった。また、北朝鮮のスタメンにはJリーグからMFリ・ヨンジ(李栄直/カマタマーレ讃岐)が名を連ね、アン・ビョンジュン(安柄俊/ロアッソ熊本)、キム・ソンギ(金聖基/FC町田ゼルビア)がベンチスタートとなった。

最初のチャンスは日本。15分、今野がスルーパスを送ると、金崎がヒールでフリックしたボールを左サイドの倉田が最終ラインの裏で受けた。倉田がGKと一対一となり右足でゴールネットを揺らしたが、ここはオフサイドの判定で得点は認められなかった。

なかなか決定機を生み出せない日本に対し、北朝鮮がセットプレーからチャンスを作る。25分、FKのセカンドボールを拾ったリ・ヨンジがミドルシュート。ゴール前のチョン・イルグァンがコースを変えるシュートを放ったが、ここはGK中村がなんとか防いだ。さらに27分にも中村が立て続けに好セーブを披露し、ピンチをしのいだ。日本はこのまま決定機を作れずに前半終了のホイッスルを迎えた。

後半に入ってもボールを保持する日本に対し、北朝鮮が少ない手数でゴールに迫る。53分、左サイドを突破したチョン・イルグァンがゴールライン際からクロスを上げる。ニアにパク・ミョンソンが飛び込んだが、ここは左ポストを直撃してゴールとはならなかった。

日本は56分に髙萩を下げて伊東純也を投入。伊東にとっては日本代表デビュー戦となった。

その後は北朝鮮の波状攻撃が続く。70分、パク・ミョンソンが車屋に競り勝ってボールを落とすと、チョン・イルグァンからリターンを受けてペナルティエリア内に進入。再びビッグチャンスを迎えたが、シュートはまさかの枠の上。失点を免れた。

日本は71分に金崎を下げて川又堅碁、81分には倉田を下げて阿部浩之を投入した。阿部もこの試合で日本代表デビューとなった。直後の83分、再び北朝鮮に決定機。チョン・イルグァンがハーフボレーでシュートを狙ったが、ここもGK中村がビッグセーブでしのいだ。

日本は後半アディショナルタイム1分に決定機。左サイドの車屋がクロスを上げると川又が頭で合わせたが、ここはGKリ・ミョングクに弾かれてしまう。

このまま終了かと思われた後半アディショナルタイム4分、カウンターから左サイドの川又がクロスを上げる。これを今野が頭で落とすと、走り込んだ井手口がボレーシュート。これがゴール中央に決まり、日本がラストワンプレーで先制に成功した。このまま試合は1-0で終了。日本が初戦を制した。